生ごみ処理機とは?メーカーの社長が教えるメリット・デメリット

目次

生ごみ処理機とは、コンポストやディスポーザーなどとも混同されていたり、「よくわからない」と困っていませんか?
生ゴミ処理機とは生ゴミを処理する機械です。生ゴミ処理機は、家事を軽減し、生ゴミのニオイを処理してくれるとっても便利な家電製品として根深いファンも多いです。
そこでこの記事では、生ゴミ処理機とは?どういうものなのかについて知りたい人に向けて、生ゴミ処理機を理解するために必要な情報を紹介していきます。

1. 生ごみ処理機とは?

生ごみ処理機とは、生ゴミを微生物で分解したり、熱で乾燥させて処理することで、減量化したり、ニオイを軽減する電動式の家電製品を指します。
広義ではコンポストやディスポーザーなども生ゴミ処理機と捉えられている場合もあります。

生ごみ処理機の種類は5つ

生ごみ処理機はバイオ式、ハイブリッド式、乾燥式と3つの種類に分けることができますが、今回はその他のコンポストやディスポーザーとの違いも合わせて紹介していきましょう。

種類特徴
生ごみ処理機(電動式)
:乾燥式
生ゴミに熱を加え乾燥処理する
生ごみ処理機(電動式)
:バイオ式
微生物が生ゴミを分解し消滅させる
生ごみ処理機(電動式)
:ハイブリッド式
生ゴミを乾燥させながら微生物が分解する
コンポスト(手動)土壌の微生物を利用して生ゴミを堆肥化する(手動で定期的にかき混ぜる必要がある)
ディスポーザーキッチンのシンクに取り付け、粉砕後に下水に流す

2. バイオ式の生ゴミ処理機の特徴[メリット・デメリット]


バイオ式の生ごみ処理機の特徴とメリットデメリットについて紹介します

バイオ式生ごみ処理機の特徴

バイオ式の生ごみ処理機の特徴を下記の表にまとめました。
バイオ式の生ゴミ処理機は室外にしか置くことができないので、屋外に設置でき、堆肥を利用したいという人におすすめです。
逆に室内に設置したい人や、堆肥の利用予定がない人にはおすすめできません。

特徴
処理方式微生物で分解
価格帯90,000円〜100,000円
サイズ大きい (乾燥式<ハイブリッド式<バイオ式)
電気代中位い (ハイブリッド式<バイオ式<乾燥式)
静か (ハイブリッド式=バイオ式<乾燥式)
臭い発酵臭
お手入れの手間半年〜1年に1度中身の取り出し
設置場所室外専用

バイオ式生ごみ処理機のメリット・デメリット

バイオ式のメリットとデメリットについて紹介していきます。

バイオ式生ごみ処理機のメリット

バイオ式のメリットは…

  • 電気代が安め
  • 乾燥式に比べて長持ちする
  • 良質な堆肥ができる
  • 生ゴミを投入したらそのままで済む(取り出す頻度は少なくて済む)
  • 音が静か

バイオ式生ごみ処理機のデメリット

バイオ式のデメリットは…

  • 価格が高い
  • サイズが大きい
  • 臭いが出やすい
  • 室外にしか置くことができない

3. 乾燥式の生ゴミ処理機の特徴[メリット・デメリット]


乾燥式生ごみ処理機の特徴とメリットデメリットについて紹介します

乾燥式生ごみ処理機の特徴

乾燥式生ごみ処理機の特徴を下記の表にまとめました。
乾燥式生ゴミ処理機は室内用で、価格も高すぎないので、無難なものを使いたい人におすすめです。

特徴
処理方式熱で乾燥
価格帯20,000円〜70,000円
サイズ小さい (乾燥式<ハイブリッド式<バイオ式)
電気代高い (ハイブリッド式<バイオ式<乾燥式)
大きい (ハイブリッド式式<バイオ式<乾燥式)
臭い生ゴミ臭・コゲたニオイ
お手入れの手間都度取り出し〜2週間に1度取り出し、容器の洗い物など
設置場所室内専用

乾燥式生ごみ処理機のメリット・デメリット

乾燥式のメリットとデメリットについて紹介していきます。

乾燥式生ごみ処理機のメリット

乾燥式生ごみ処理機のメリットは…

  • サイズは小さめ
  • 価格が高すぎない

サイズは大きすぎず、価格もそこそこなので買いやすいですが、必ずデメリットも理解した上で決めましょう。

乾燥式生ごみ処理機のデメリット

乾燥式のデメリットは…

  • 電気代が高い
  • 音が大きい
  • 臭いが出る
  • お手入れの手間がある

必ずデメリットを理解した上で、購入しましょう。

4. ハイブリッド式の生ゴミ処理機の特徴[メリット・デメリット]


ハイブリッド式生ごみ処理機の特徴とメリットデメリットについて紹介します

ハイブリッド式生ごみ処理機の特徴

ハイブリッド式生ごみ処理機の特徴を下記の表にまとめました。
ハイブリッド式生ゴミ処理機は、他の種類に比べ価格は高く、サイズは大きめですが、ニオイはなく、お手入れの頻度が少ないので、少しでも快適なものを使いたい人におすすめです。
雨晒しでなければ屋外にも置くことができるので、バイオ式を検討している人にも、ハイブリッド式の方がおすすめです。

特徴
処理方式熱で乾燥+微生物で分解
価格帯100,000円〜
サイズ小さい (乾燥式<ハイブリッド式<バイオ式)
電気代高い (ハイブリッド<バイオ式<乾燥式)
大きい (ハイブリッド式<バイオ式<乾燥式)
臭い発酵臭
お手入れの手間半年〜1年に1度中身の取り出し
設置場所室内用(屋外も可)

ハイブリッド式生ごみ処理機のメリット・デメリット

ハイブリッド式のメリットとデメリットについて紹介していきます。

ハイブリッド式生ごみ処理機のメリット

ハイブリッド式生ごみ処理機のメリットは…

  • 臭いがない
  • お手入れが簡単
  • 電気代が安い
  • 音が静か

ハイブリッド式の生ごみ処理機は、手軽さと快適さでは間違いなくNo1です。

ハイブリッド式生ごみ処理機のデメリット

ハイブリッド式のデメリットは…

  • サイズが大きめ
  • 価格が高い

5. コンポストの特徴[メリット・デメリット]


コンポストの特徴とメリットデメリットについて紹介します。

コンポストの特徴

コンポストの特徴を下記の表にまとめました。
コンポストは定期的にかき混ぜる必要があります。もしお手入れを怠ると、虫が湧いたり、臭いが出たりと不便です。
しかし、価格は安く、電気も使わないので、エコに堆肥を作りたい人におすすめです。

特徴
処理方式土壌の菌で堆肥化
価格帯2,000円〜20,000円
サイズ小さい
電気代なし
なし
臭い生ゴミ臭・発酵臭(虫の発生)
お手入れの手間毎日かき混ぜる
設置場所屋外専用( 庭・花壇・畑 )

コンポストのメリット・デメリット

コンポストのメリットとデメリットについて紹介していきます。

コンポストのメリット

コンポストのメリットは…

  • 電気代がかからない
  • 価格が安い
  • エコ
  • 優良な堆肥ができる

コンポストのデメリット

コンポストのデメリットは…

  • お手入れが大変
  • 生ゴミを貯めておき外に捨てに行く必要がある
  • 臭いや虫の発生に繋がりやすい

6. ディスポーザーの特徴[メリット・デメリット]

ディスポーザーの特徴とメリットデメリットについて紹介します

ディスポーザーの特徴

ディスポーザーの特徴を下記の表にまとめました。
ディスポーザーは便利であることは間違いないですが、初期費用が高く、定期的なメンテナンスも必要です。
また、自治体などの規制もあり実際には取り付けられない場合も多いですので、まずは設置ができるのか、自治体に確認しましょう。

特徴
処理方式シンクに取付け、生ゴミを粉砕し、水と一緒に下水に流す
価格帯30〜100万円程度
サイズ小さい
メンテナンス費20,000円/年
大きい
臭いない
お手入れの手間毎年のメンテナンス、処理機のお掃除
設置場所キッチンシンクの中

ディスポーザーのメリット・デメリット

ディスポーザーのメリットとデメリットについて紹介していきます。

ディスポーザーのメリット

ディスポーザーのメリットは…

  • 臭いが出ない
  • 手間がかからない
  • スペースを取らない

ディスポーザーのデメリット

ディスポーザーのデメリットは…

  • 価格が高い
  • そもそも設置できない可能性がある
  • メンテナンス費が高い

7. 生ごみ処理機の選び方|3つのポイント

生ごみ処理機は、いくつか種類がありますが、下記の3つのポイントは、ぜひ購入前に様々な媒体をチェックしておくことをおすすめします。
具体的にどういう点をチェックすべきなのか、その3つのポイントについて紹介しています。

  1. ニオイ
  2. お手入れの頻度
  3. 動作音

ニオイ

生ごみ処理機は、生ゴミのニオイをなくす役割も大きいですが、特に乾燥式の生ごみ処理機は、処理中や処理後にニオイが出てしまうものも多いです。
特にニオイに敏感な人はなるべく、「ニオイが出ない」とされている生ごみ処理機を選びましょう。
生ごみ処理機は種類によって下記のような臭いがあります。

  • 処理中に生ごみの臭い(乾燥式)
  • 処理中処理後にコゲたような臭い(乾燥式)
  • 蓋を開けた時の発酵臭(バイオ式・ハイブリッド式)

お手入れの頻度

生ごみ処理機は、生ゴミに関して、「ゴミ箱の掃除」「ゴミ出しがラクになる」など、家事を軽減する役割も大きいですが、生ごみ処理機を使うとお手入れに時間がかかってしまうものもあります。
例えば…

  • 「生ごみ処理機に生ゴミをセットして、処理モードを選択」(乾燥式)
  • 「処理が終わった後に取り出す」(乾燥式)
  • 「容器を洗う」(乾燥式)
  • 「バイオを取り出す」(バイオ式・ハイブリッド式)

面倒くさがりの人はなるべくお手入れが面倒でないものを選びましょう。

処理後に中身を取り出す頻度についてですが、下記のように商品によって様々です。

  • 都度取り出す必要があるもの(乾燥式)
  • 1〜2週間に1度で良いもの(乾燥式)
  • 1年に1度で良いもの(バイオ式・ハイブリッド式)

都度取り出す必要があるものはちょっと面倒に感じてしまうかもしれません。

動作音

生ごみ処理機の中には、「動作音がうるさい」という声もよくあります。
生ゴミ処理機の容器の中をかき混ぜる際に音が出てしまうのです。
音に敏感な人や、リビングで使用する予定の人などは、なるべく動作音が静かなものを選びましょう。

8. おすすめの生ごみ処理機”ナクスル(NAXLU)”


ニオイやお手入れ、動作音などは事前にチェックすべきであることをお伝えしました。
価格は高いですが、ニオイ、お手入れの簡単さ、動作音などのスペックの観点で、生ごみ処理機ナクスル(NAXLU)がおすすめです。

9.生ゴミ処理機が普及した背景

日本ではゴミ問題がニュースなどに取り上げられることも多いですが、生ゴミは水分量が多く、運搬や焼却、埋め立てに大きなコストがかかります。
そのため、自治体などが生ごみ処理機の購入に助成金を出し、普及活動を行ったことがきっかけと言われています。

生ごみ処理機は本当にエコ?

電動式の生ごみ処理機で処理をすると電気を使うのになぜエコなのか?と疑問に思っていませんか?
その疑問の答えは、生ごみ処理機で使用する電気量よりも、生ゴミの運搬コスト、焼却コスト、埋め立てコストなどの方が大きくなると考えられているためです。
あまり知られていませんが、ゴミを焼却する際に、実は発電も行われています。しかし、生ゴミの水分が焼却時に温度を下げてしまうことで、焼却効率や、発電効率が落ちてしまうので、生ゴミを家庭で処理することで十分に価値があるのです。

10. まとめ

生ごみ処理機とは?どういうものなのかについて、処理の方式別に特徴やメリット、デメリットを紹介してきました。
生ごみ処理機とは一般的に、生ゴミを乾燥させたり、微生物で分解することで臭いの軽減や減量する家電製品です。
生ごみ処理機のおすすめは、ハイブリッド式のナクスルですがサイズや価格の点で難しいようであれば、乾燥式の生ゴミ処理機を買うと良いでしょう。