バイオ式生ごみ処理機とは?仕組みや費用、使い方まで徹底解説

目次

家事がラクになり、堆肥も得られてエコな生ごみ処理機ですが、バイオ式ってどうなのかな?と気になっていませんか?
乾燥式の生ごみ処理機を買う人も多いですが、バイオ式の生ごみ処理機にもメリットがあり、バイオ式を買った方が良い人もおられます。
この記事では、バイオ式の生ごみ処理機について詳しく紹介していきます。

1. バイオ式の生ごみ処理機とは?

まずはじめに、バイオ式の生ごみ処理機とはどういうものなのか、まずは基本的なことからお伝えしていきます。

  •  バイオ式生ごみ処理機の仕組み
  •  バイオ式生ごみ処理機の価格
  •  バイオ式生ごみ処理機の使い方
  •  バイオ式生ごみ処理機で処理できるものとできないもの

 バイオ式生ごみ処理機の仕組み


バイオ式の生ごみ処理機は、処理機の中に微生物が入っており、生ゴミを投入すると微生物が分解する仕組みとなっています。
処理機の中では電力で自動で攪拌棒が回っており、微生物に空気を送り込み、生ゴミの分解を助けています。
生ゴミは水と二酸化炭素に分解されるため、処理後に都度取り出す必要はありません。中身が増えたら取り出し、堆肥として利用できます。

 バイオ式生ごみ処理機の価格

バイオ式の生ゴミ処理機はおおよそ9万円〜10万円程度の価格となっています。
一般的には、処理機の中の微生物が入ったチップを、定期的に交換したり、追加する必要がある商品が多いです。※交換の必要がないものもあります。

 バイオ式生ごみ処理機の使い方

バイオ式生ごみ処理機の使い方を簡単にお伝えすると、処理機の中に、出た生ゴミを都度入れるだけです。
微生物がどんどん分解していきますが、少しずつ中身が増えて行きますので、半年に1度、1年に1度などの頻度で取り出します。
バイオ式生ごみ処理機は、ニオイが出やすく、屋外にしか設置できないため、外に捨てに行く必要があります。

 バイオ式生ごみ処理機で処理できるものとできないもの

バイオ式生ごみ処理機は生ゴミであれば、おおよそ何でも入れて大丈夫ですが、硬いものや生ゴミではないものは故障の原因になるため入れてはいけません。
細かく刻むと、微生物が分解しやすくなります。参考までに生ごみ処理機で処理できるものとできないものをまとめました。

処理できるもの処理できないもの
野菜・果物・魚の骨・肉・卵・乳製品など水分の多いもの・貝殻・牛骨・豚骨・プラスチック・木片・金属・紙など
※硬いものはダメ

2. バイオ式生ごみ処理機のメリットとデメリット[比較付き]

バイオ式生ごみ処理機はメリットもあれば、デメリットもあります。

メリットデメリット
  • 容量が多い
  • 優良な堆肥ができる
  • 電気代が安い
  • 音が静か
  • サイズが大きい
  • バイオチップの交換や追加の必要がある
  • 価格が高い
  • ニオイが出やすい

メリットとデメリットについてそれぞれ他の生ごみ処理機と比較しながら紹介していきましょう。

バイオ式生ごみ処理機のメリット[比較付き]

バイオ式のメリットは容量が多く優良な堆肥を得られることが主なメリットです。
バイオ式は他のタイプの生ごみ処理機と比較した際にどのようなメリットがあるのかについて紹介します。

バイオ式ハイブリッド式乾燥式
容量700g〜2kg1〜1.5kg700g〜2kg
堆肥優良優良発酵必要あり
電気代中位安い高い
静か静か少し

バイオ式生ごみ処理機のデメリット[比較付き]

バイオ式のデメリットを他のタイプの生ごみ処理機と比較し下記の表にまとめました。

バイオ式ハイブリッド式乾燥式
サイズ
価格9〜10万円11万円〜〜7万
バイオの交換必要必要なし
※消耗品あり
なし
※消耗品あり
臭い出やすい出ない出やすい

 バイオ式生ごみ処理機がおすすめな人

バイオ式の生ごみ処理機は微生物で分解するという点では、ハイブリッド式と同じですが、ほとんど価格も変わらず、性能では圧倒的にハイブリッド式が勝っています。
堆肥が欲しい人も、室外に置きたい人も、わざわざバイオ式を買う必要はなく、ハイブリッド式を買えば良いと思います。

3. バイオ式の生ごみ処理機は自作できる!

バイオ式の生ごみ処理機は、実は自分で作ることもできます。
電気を使わない生ごみ処理機は、コンポストなどと呼ばれますが、実際にどのように作るのか、紹介していきます。
お手入れが大変なので、決しておすすめはしませんので、コンポストに興味がある人だけ読み進めてください。

生ごみ処理機を自作で作る方法[ダンボールコンポスト]

これはダンボールで作ることができるコンポストです。
【材料】
ピートモス、もみ殻くん炭、ダンボール
【手順】
① ダンボールの箱を組み立てる
(底面はガムテープで補強されていること)
② ダンボールの下に台座を置く
(木片を2つほど置いてその上にダンボールを置く)
③ ダンボールにビートモスやもみ殻くん炭を入れてかき混ぜる
【使い方】
① 生ゴミを入れてよくかき混ぜる
② 毎日一度かき混ぜる
③ 中身が増えたら園芸などで使用するか、廃棄する
④ ダンボールには常に虫よけキャップをつける

4. おすすめのハイブリッド式生ごみ処理機


ハイブリッド式の生ごみ処理機も、微生物で分解処理をしているので、バイオ式の生ごみ処理機と基本的な原理は同じです。
しかし、乾燥式のメリットを取り入れており、デメリットを補完しているためハイブリッド式の方が便利です。特にナクスルはニオイ、お手入れの簡単さ、動作音などの観点で、非常に優れています。
堆肥が欲しい人も、室外に置きたい人も、ハイブリッド式を買う方が快適に使用できるのでおすすめです。脱臭機能や除湿機能がついており、トラブルにも自分で対処できるというのも魅力的です。

5. まとめ

バイオ式生ごみ処理機とはどういうものなのか?基本的な内容からのメリットやなどについて紹介してきました。
バイオ式は微生物で分解して処理しエコです。微生物で処理する点ではハイブリッド式も同じですが、最新式でさらに省エネで、臭わない、お手入れが少ないというメリットがあり快適に使えます。
さらに、バイオ式の生ごみ処理機は現在、どの企業も製造を停止しているため、実質的に購入できるバイオ式、ハイブリッド式はナクスルだけです。


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