生ゴミからイヤな臭いが出てしまう4つの原因
- 栄養分
生ゴミには雑菌が繁殖するのに必要な栄養分が豊富です。これが臭いの元になります。 - 水分
水分は菌の繁殖を助けます。特に三角コーナーなどは水がかかりやすく、水分が豊富になりがちです。 - 温度
高温環境では菌が増殖しやすく、夏場は特に臭いが強くなります。 - 酸素
嫌気性菌(酸素を嫌う菌)は、閉じた袋のように密閉された環境で活性化し、臭いを発生させます。
家にあるものでできる生ゴミの臭いを改善する7つの方法
水切りネットを使う
ビニール袋に直接生ゴミを入れずに水切りネットを使うことで、水分を減らし臭いの発生を防ぎます。最近では、三角コーナーの代わりに使えるおしゃれな水切りネットホルダーも売っています。
水がかからないようにする
生ゴミを水がかからない場所に置くことで、臭いの発生を抑えられます。
コーヒーかすやお茶の出がらしを使う

消臭効果のある出がらしを生ゴミに振りかけると効果的です。コーヒーかすを電子レンジで30~60秒かけると電子レンジの消臭になりますし、コーヒーかすを乾燥させることで水分を減らせます。
酢やクエン酸をスプレーする
酢やクエン酸のスプレーで臭いを中和できます。
重曹をスプレーする
水100mlに対して重曹を小さじ入れたスプレーを作って吹くと臭いを防ぎます。
牛乳パックを使う

空き牛乳パックに生ゴミを入れて密閉することで、臭い漏れを防げます。
新聞紙に包んで捨てる
生ゴミを新聞紙に包むことで、水分を吸収し臭いを抑えます。
おすすめできない生ゴミの臭い対策
- 冷蔵庫や冷凍庫に入れる
雑菌の繁殖を防ぐため、ジップロックに入れて冷蔵/冷凍保存すると臭いは発生しませんが、水分が保たれたままゴミ出しすると太陽の光で水分が溶け出し腐敗が始まります。ゴミ捨て場に腐敗した汚水が出る可能性もありますし、生ゴミ臭いと近所迷惑になります。また、水分が多い状態のまま焼却することになると二酸化炭素排出が増え、焼却コストが高くなるなど多くのデメリットを生じます。 - 生ゴミを長期間外に出す
生ゴミをすぐに外に放置することで、部屋の中の臭いを防ぎますが、夏場など外の気温が30度以上に上がると菌の繁殖が進み、コバエやゴキブリ、カラスなどを呼び寄せることにつながります。また、不快な臭いで近所迷惑になります。生ゴミの臭いは、目に見えませんが、悪臭公害として近所トラブルの原因になりますので、気を付けましょう。
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