臭いの発生の原因と対処法

ナクスルは、使用方法によってはニオイが発生する場合があります。

このページでは「腐ったような臭い」「すっぱい臭い」「焦げ臭い」など異臭が発生した場合の、原因と対処法について解説いたします。

1.  酸っぱいニオイ(水分が原因)

原因

バイオ材から、酸っぱいニオイがしていて、バイオ材が湿っている(粥状になっている)場合には下記の行動が原因で発生している場合が多いです。

※主に蓋を開けた時にバイオ材からニオイが発生するケースを想定しています。排気口からニオイが出ている場合には他に原因があるケースが多いです。

  • 生ごみの多量投入(毎日800g以上投入)
  • 水分の多い生ごみの投入
  • 水の入れすぎ

微生物は、生ごみを分解する際に水が出ますが、ナクスルでは出た水分を蒸発させることで処理し、ニオイが出ない微生物の環境を保っています。生ごみの水分が多くなり、処理しきれなくなった場合にこのような状況となります。

主に、世帯人数が5人以上のご家庭や、一時的に投入量が多くなった場合に発生するケースが多いです。

対処法

臭いが発生した場合、脱臭モードと除湿モードを併用して使用し、2〜3日様子をみてください。

脱臭モードと除湿モードを使用することによって、処理槽内部の温度を高め、乾燥を早めることができます。

内容物が撹拌羽が見えない程度以上に増えていて、臭いが出ている場合には、脱臭モードと除湿モードを併用しても、乾燥までに時間がかかってしまう場合があります。もし内容物が多い場合には、撹拌棒の横軸の少し上程度まで取り出すと改善までの時間を短縮できます。

※そのため電源を抜いて放置しても改善しませんので、ご注意ください。ほとんどの場合、この対処法で2〜3日ほどで改善します。

[ナクスルの投入容量について]

・ナクスルの最大容量は1kg(水切りを行なった際の最大投入量は1.5kg)です。
毎日投入される際には700〜800g/1日が限度
・1kgを投入される場合には週に3日が限度となります。
※700〜800gを毎日投入される場合、1kgを週に3日投入されるような場合には、脱臭モードと除湿モードの併用が必須となります。

2.  酸っぱい/腐ったニオイ(柑橘類の皮が原因)

原因

排気口から、酸っぱいニオイや腐ったニオイが出ている場合には、下記が原因で発生している場合が多いです。

・多量の柑橘類の皮の投入
・酸性(酸っぱい)の生ごみの投入

柑橘類の皮など、酸性の強い生ごみを投入すると、それらに含まれる特殊な成分が、気化し脱臭装置に付着します。脱臭装置では熱を加えているため、その成分が焦げることでニオイが出ます。

対処法

対処法は、処理槽の中に柑橘類の皮などが見つけられる場合にはなるべく除去し、200~500ml水を投入し脱臭モードの作動させてください。

1~2日でニオイは改善し、3日目にはほぼ完全にニオイはなくなることが多いです。

3.  腐ったニオイ(低温が原因)

原因

低温(冬場に室外に設置)している場合には、処理槽の温度が低下し、排気口からニオイが出る場合があります。

特に冬場や、北海道などの寒い地域で、寒い場所に設置されている場合に発生しやすいです。

対処法

防寒対策(防風壁、室内への移動)を施して、脱臭モードの作動させることでニオイを軽減することができます。

4. 腐ったニオイ(投入した物が原因)

原因

排気口から、腐ったニオイがする場合、塩分の強い物やニオイの出やすい生ごみの多量投入(魚の内臓、イカの塩辛など)が原因である可能性が高いです。

  • 生の魚の内臓の投入
  • イカの塩辛や佃煮などの塩分の強いものの投入

この場合、排気口だけでなく、バイオ材からもニオイが発生している可能性があります。

対処法

脱臭モードを作動させ2~3日で改善するケースが多いです。この際、様々な生ごみを入ることでニオイの軽減効果が期待できるので、水分量には気をつけながら生ごみの投入は継続してください。

万が一この対処法で改善しない場合には、バイオ材を全て交換してください。

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塩分の強いものは投入できませんが、生の魚の内臓などはお湯をかけるなど、熱を加えてから投入することで、ニオイの発生は抑えることができます。

5. 腐ったニオイ(変異が原因)

原因

使用開始から1ヶ月~1.5ヶ月以内に排気口から腐ったニオイが発生している場合には、微生物が変異している可能性があります。

通常、約1ヶ月の時間をかけて、バイオ材は家庭の食文化に順応していきます。

しかし、その過程で、冬場(低温)、柑橘類や果物の皮を多く投入するなどの条件が重なることで、想定している微生物ではない微生物(ニオイを出す微生物)が繁殖することで、腐ったニオイが発生する場合があります。

対処法

脱臭モードを作動させ2~3日で改善するケースが多いですが、改善しない場合にはバイオ材の交換が必要です。

詳しくは、サポートセンターにご連絡ください。

6.  焦げたニオイ

原因

排気口から焦げ臭いニオイが出ている場合には、下記のような状態及び原因であることが多いです。故障ではありませんのでご安心ください。

  • 乾燥(1日の投入量300g以下、世帯数2人以下)
  • フィルターが汚れている
  • 炭水化物/糖分の多量投入

バイオ材が乾燥すると、粉塵が脱臭装置の中に入り込み、脱臭装置では熱が加えられているため、粉塵が焦げることでニオイが発生します。

また、水分は脱臭装置の熱を抑える働きをしているため、生ごみの投入が少なく蒸発する水分が少ないことで、ニオイが発生しやすくなります。

対処法

対処法としては、水を200ml~500ml投入し、脱臭モードを作動させてください。世帯人数が3人以下で日々の生ごみの投入量も300g以下である場合には、水を500ml程度投入して大丈夫です。

また、フィルターが汚れている場合には掃除をしてください。この対処法で、1〜2日でほぼ完全に改善されることが多いです。

この対処法で改善しない場合には、サポートセンターへお問い合わせください。

[参考]バイオ材がカチカチに

油の投入、残り物のカレー、水分の多い生ごみを大量に投入した場合、ラーメンや煮物などの残り汁を大量に入れた場合、ニオイの発生だけでなく、バイオ材がカチカチに固まってしまうケースがあります。

バイオ材が固まってしまった場合、攪拌モーターに負荷がかかり、故障の原因にもなるため、全てのバイオ材を取り出し、バイオ材を交換してください。

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最後に

これまで、ニオイについて状況別に詳しく解説してきましたが、万が一対処しても改善しない場合や、状況がよくわからない(判断できない)場合には遠慮なくお問い合わせください。

その際あらかじめ下記の質問の回答をお送り頂けると、よりスムーズかつ適切な対処法をお伝えできるかと思います。

確認事項が多く、お手数をかけ大変恐縮ですが、原因特定のためにご確認くださいますようお願いいたします。

  • トラブル内容:異臭
  •  お名前:
  •  購入時期:例)2020年12月など
  • バイオ材の状態を教えてください(乾燥or普通or湿っぽい(粥状)など)
  • 柑橘類や果物の皮などを多く投入しましたか?バイオ材に柑橘類や果物の皮は見つけられますか?
  • 酸っぱいもの(漬物など)、酸性の強そうな生ゴミ、糖分の多い生ごみを入れた記憶はありますか?
  • ニオイの発生場所を教えてください(両方、排気口、バイオ材)
  • 世帯人数と投入量(おおよそで結構です)を教えてください
  • どのような内容の生ゴミを投入されましたでしょうか(食べ残し、野菜クズ、魚の内臓など)
  • 機械の設置場所を教えてください(室内のキッチン、屋外、室内だが玄関先、軒下など)
  • バイオ材の写真